成績算出のための課題を以下のとおり設定する。詳細は後日説明する。
以下の3つのテーマから1つを選択して、自己紹介をすること。
教職員とのコミュニケーションを電子メールで行う場合に、返信について迷うことがあるかもしれない。例えば、「学生室スタッフから届いたこのメールは単なる通知のようだが、通知メールの受信確認を返送するべきか」「授業担当教員からのメールの最後に受講生に向けた励ましの言葉が書かれているが、それに応える意味でもお礼を書いたり、あらためての決意表明をしたほうがいいのか」というようなものだ。もちろん、時と場合による。
日常生活でのF2Fの雑談だったら、永遠に雑談を続けるのではなく、どこかで何らかの方法で終わらせるはずだ。LINEでのメッセージやスタンプのやり取りだったら、永遠にやり取りを続けるのではなく、どこかで何らかの方法で終わらせるはずだ。それらは、経験を通じて学んできたはずだ。唯一無二の方法や正解があるわけではなく、まぁこんな感じでいいか、とテキトーに試行錯誤を繰り返してきたはずだ。試行錯誤の過程で、テキトー過ぎる対応について相手から怒られたりしたことや、適切だった対応について不当な誹謗中傷を受けたこともあるだろう。
電子メールでのコミュニケーションも同様だ。唯一無二の方法や正解があるわけではないから、試行錯誤を繰り返して、成功・失敗体験を繰り返して、経験から学んでいくほかない。教員・学生の間でのコミュニケーションについて言えば、目上の教員からの同調圧力やコミュニケーションの強要を感じるかもしれないが、それらの対応も100%完全無欠の方法や正解があるわけではない。だから、明確かつ具体的なアドバイスはない、というのが正直なところだ。返信をしたいと思うなら返信をすればよい、返信不要だと判断すれば返信しない、それでよいのではないか。
電子メールの署名は、特別な条件が誰からも指定されないのであれば、どのようなことをどのように記載してもよい。ただし、すべての情報を1行に記載する、すべての情報を何の区切りもなく羅列する、というのは美しくない。改行やスペースを適宜挿入することが重要となる。美的センスは人によって異なるので、美しい署名とはどうあるべきかを厳密に定義することはできない。他人の署名を参考にして、自分自身で工夫していくほかない。
Active! Mailでは、署名欄の1行目から情報を記載した署名を使うと、メール本文のすぐ下に署名が付記された状態で相手に届く。メールの受信者にとっては、本文と署名の切れ目がわかりにくくなる。第一印象として、受信メールが全体として美しくない、ということになる。これを防ぐために、署名の先頭行は空行にするのがよいと思う。必要に応じて、メール本文と署名を区切るための記号を記載するのもよいだろう。個人的には、署名の先頭行は空行とし、2行目には半角ハイフン5つを記載して、3行目以降に個人情報を記載している。この結果、受信メールがどのように表示されるようになるのか、私からのメールを各自で確認してほしい。本文と署名が確実に区別され、メールが全体としてそれなりに美しく表示されているはずだ。
授業時間中の「寿司打」での練習の様子を観察すると、令和8年度の平均的な大学1年生はタイピング速度が遅い。受講生に練習の成果を尋ねたところ、「お手軽コース」でも大半の受講生は赤字だった。以下、受講生のメッセージとして、一昨年度の授業ページから丸ごとコピペする。
令和6年の平均的な大学生はパソコン操作に馴染んでいない。だから、タイピング速度が遅い。タイピング速度が遅いと、与えられたタスクを早く終えることができなくなる。タスクを終えるには長時間のタイピングが必要になる。最悪のタイパ・コスパだ。このような馬鹿げた状況を打破するためには、まずはタイピング速度を上げるしかない。タイピング速度が上がりさえすれば、タスクを早く終えられる可能性が高まる。タイピングの正確性は二の次だ。もし間違えても素早くタイピングし直しして修正すればよいのだから。
このことを肝に銘じてタイピング練習をしてほしい。もちろん、教員の指示に従う必要はないし、助言を盲目的に受け入れる必要もない。
一方で、「高級コース」で黒字になる受講生が3名いた。平均的な大学1年生と比較して、なかなか優秀だと思う。この3名は、他の受講生と比較して、パソコンの操作や授業で扱う内容の全般についての不安感が低い、という事実も興味深い。この3名には、タイピングスキルの向上を含めた授業の到達目標の達成に向けて、他の受講生に有益なアドバイスができるようになってほしいと強く願っている。
授業時間中のテンキーでのタイピング練習を行っている最中に、不正ウェブ広告が大きく表示され、タイピング練習を続けられなくなった受講生がいた。表示されたのは、いわゆる「偽セキュリティ警告」「サポート詐欺」などと呼ばれる不正広告だった。授業全体として、とても貴重な経験だった。
不正広告は、セキュリティー対策を行っていても表示されることがある。この授業で使用する実習用パソコンには、Trend Micro Apex Oneエンドポイントセキュリティというセキュリティー対策ソフトがインストールされている。また、OSの脆弱性対策として、WindowsUpdateも適切に実行されている。全体として、実習用パソコンには基本的なセキュリティー対策が十分になされている。だが、実習中に不正広告が表示された。不正広告の表示を100%防ぐことはできないのだ。
偽セキュリティ警告・サポート詐欺に限らず、不正広告が表示されたら、慌てずに適切に対応する必要がある。不正広告はいつ表示されるかわからないから、日常生活のすき間時間で適切なイメージトレーニングをしておく必要がある。例えば以下のような、情報セキュリティー対策や犯罪被害防止に関わる公的機関が発信している情報を参照するとよいだろう。