成績算出のための課題を以下のとおり設定する。詳細は後日説明する。
投票によって以下の2つのテーマから1つを選択し、プレゼンテーションを実施する。
前期に履修している授業1つを選択して、授業紹介文を作成すること。
受講生があげた要素は以下のとおり
受講生があげた方法は以下のとおり
「文献の参照・引用」と「参考文献リストの作成」は、大学1年生にとって最も関心の高いレポート作成の作法ではないだろうか。この作法を身につけなければレポートが不可になってしまう、参照・引用のルール違反をしてしまうと授業から追放されてしまう、参考文献リストを作成できない学生は教員から相手にされなくなってしまう...のように考えている受講生もいるのではないだろうか(もちろん、すべて妄想に過ぎない)。
授業ではすべての作法やルールを教えることはできない。そもそも授業時間が限られているから、すべてのことを教えることは不可能なのだ。もしすべてを教えることができたとしても、教える内容に濃淡が出てしまうし、教わる側もすべてを完璧に習得できるわけではないから、そもそも意味がない。「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」なのだ。
参照・引用の方法についても、参考文献リスト作成の方法についても、「優秀卒業論文」というとてもよいお手本が身近にある。しかも気軽に参照できる。加えて、本学附属図書館には、レポート作成についての参考書籍がたくさん所蔵されている。しかも無料で利用できる。ぜひ参考にしてもらいたい。
学長の氏名、副学長・学部長・研究科長のリスト、学生・専任教員・事務職員の在籍者数、法人の理事・顧問のリスト、役員会議・経営審議会の議事録、寄付の方法、教職員採用の情報...いずれも本学公式ウェブサイトに情報が掲載されている。これらの情報は本学が管理・統括しているはずだ、これらの情報の多くはウェブサイトで公開されているはずだと想定して、まず本学ウェブサイトにアクセスすることになる。これらの情報を入手しようと、ウェブ検索サイトでカジュアルに検索するのは効率が悪い。運が悪いと、目的とする情報が得られないこともある。
本学ウェブサイトに限らないが、企業・組織・団体のウェブサイトの多くは、さまざまな情報を「まとまり」「カテゴリー」で緩やかに管理している。だから、自分が必要としている情報がどの「まとまり」「カテゴリー」に含まれているのかを適切に想像しながら、リンクをたどっていくことになる。本学ウェブサイトの場合、ページ最上部にある「サイトマップ」からリンクをたどっていってもよいだろう。また、本学ウェブサイトでは、サイト内検索のための「Googleカスタム検索」が利用できるようになっている。これを活用すれば、本学ウェブサイトで公開されている情報の範囲内でウェブ検索を実行することができる。むやみやたらにウェブ検索するよりもはるかに効率がよい。
授業時間中に説明したとおりだが、「メニューを表示する」とすべきところを「表紙する」とタイピング間違いをした業務用パソコンマニュアルを同僚教員に配布した。一昨日20日(水)のことだった。タイピング間違いに気づいたのは、ある同僚教員に手渡ししたまさにその瞬間だった。手渡す書類にふと目をやると、理由はわからないが、「表紙する」の4文字が目に入ってきた。もちろん直ちに修正して、あらためて正しい書類を配布した。「表示する」を「表紙する」とタイピングするのはまったく馬鹿げたことだ。しかも私は55歳で、今の職業に就いて30年近く、加えて、私はパソコン実習の授業を担当している教員で、教職員学生からは(いちおう)「専門家」とみなされている(尊敬のまなざしで私を見る教職員がいるかもしれない)。そんな専門家の大先生ともあろう人物が「表紙する」とタイピングするとは、何とも情けない話である。今すぐにでも辞職した方がよいかもしれない。
これに加えて、このページの「タイピング技能検定」のセクションでも、タイピング間違いを発見した。「受験」とすべきところが「受検」となっていた。発見したのは、同じく一昨日の20日(水)のことだった。念のために過去の授業ページを確認すると、昨年度2025年のページでも一昨年度2024年のページでも「受検」となっていた。このことを確認したのは、この文章を書いている本日22日(金)21時45分ごろだ。なんと2年以上も全世界に向けて恥をさらし続けていた。このページでは修正したが、自分自身への戒めのために、過去の授業ページは修正しないでおくことにした。
この授業の受講生には、私のような馬鹿な教員を反面教師として、日々の授業に真摯に取り組み、知識・スキルの習得に励んでほしい。
国際関係学部では「地域言語」(第二外国語)の履修が必須となっている。中国語、韓国語、フィリピン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語(留学生は日本語)から1つの言語を選択し、1・2年次の2年間で学びを深めていく。ネイティブスピーカーの授業を履修できるのも本学部の特徴のひとつである。ほとんどすべての学生は初学者として学ぶことになるが、2年次終了までにかなりの上達を見せる学生もいる。その中には、国際交流協定校への交換留学にチャレンジする者もいる。
地域言語の授業では、文法、作文、会話を初歩レベルから学ぶことになる。だが、非常に残念なことに、多言語コミュニケーションのためのドキュメント作成を学ぶ機会はほとんどない。それはいわゆる第二外国語教育の範疇を超えるから、授業時間内で扱うことは事実上不可能なのだ。一方で、授業時間中に学ぶことができないからといって、ただ単に嘆き、自らは何も学ぼうとせず、成長の機会をみすみす失うとすれば、非常に残念ことだ。
この授業をここまで何とか耐え忍んできた受講生は、パソコン操作についての漠然とした不安が大きく減少しているはずだ。このタイミングだからこそ、自分自身の独自の課外活動・自己研鑽として、新しい課題に取り組むことができる。ぜひとも、多言語コミュニケーションのためのドキュメント作成についての学びを深めてほしいと思う。ウェブ検索をすれば多くの情報を得ることができる。それらを参考にして、試行錯誤を繰り返すことで、少しずつだが着実に知識・スキルが習得できるはずだ。言うまでもないが、失敗を恐れないことが重要だ。失敗をゼロにすることはできない。失敗の原因を分析すれば、同じ失敗を繰り返す可能性は減る。もし成功したら、同じく、成功の要因を分析する。単なるまぐれとならないように、成功の確率を上げていく。自分で自分に自信をつけていく。この過程の重要性は、これまでの授業で何度も強調してきたとおりだ。同じ言語を共に学んでいる仲間を巻き込んで、ぜひ切磋琢磨してほしい。
優秀卒業論文6件から受講生が見出した、卒業論文作成のための知識・スキルは以下のとおり(順不同)。
「5月の課題」を作成・提出する時に、文書全体のデザインをいつ整えたらよいのか迷うかもしれない。ルールはないのだから、いつ整えてもOKだ。だが、あえて言うなら、必要なものを全部書き上げたあとに行うのがよいと思う。デザインを整える作業は一番最後でよいと思う。
「5月の課題」の究極の目的は、あるひとつのテーマに基づいて1000字程度の自己紹介を書くことだ。だから、デザインのことはいったん保留として、まずは自己紹介を書くことに専心するのがよいと思う。自己紹介を書き上げるには時間がかかる。この時間がかかる作業をまずは終えるのがよいのではないか。自己紹介を書き上げてしまえば、あとはデザインを整えるだけだ。もちろん、この作業にも時間はかかるが、自己紹介を書き上げるよりは短時間で済むはずだ。早ければ数分で終えられる。10分あれば確実に終えられるのではないか。慣れていない場合には30分近くかかってしまうかもしれないが、1時間はかからないだろう。
言うまでもないが、自己紹介を書きながらデザインを整えても何の問題もない。だが、デザインを整えることに気を取られてしまい、自己紹介を書くことに集中できなくなってしまうかもしれない。だから、まずは自己紹介を書き上げることに注力し、そのあとに余裕を持ってデザインを整えればよいのではないか。この大前提として、文書全体のデザインを整えるとはどういうことなのか、どのような操作で何をどのように調整するのか、その結果、デザインがどのように変化するのか、これらのことを事前に試行錯誤しておく必要がある。もちろん、ぶっつけ本番はダメだ。
以下の3つのテーマから1つを選択して、自己紹介をすること。
受講生が挙げた日本語作文の基礎は以下のとおり(順不同)。
最後の項目を除けば、上記のいずれも、高校までの学校生活で学んできたことだ。これまでに習得した知識・スキルはすべて、大学生活でも生かすことができるはずだ。筆記用具が紙と鉛筆からパソコンに変わるだけだ。このことをいま一度強調しておきたい。
「基礎を十分に学んでから応用を学ぶ」「応用を学ぶためには基礎を確実に身につけなければならない」という考えを持つ受講生がいるかもしれない。もちろん尊重するが、そのような考えを全否定して私は授業を進めている。例えば、パソコン操作の基礎とはどこからどこまでを指すのかが、私にはそもそもわからない(私の能力不足が原因なのだが)。また、基礎を教え・学び続けていたらそれだけで全15回の授業が終了してしまうのではないか、という疑問も持っている。そもそも、15回の授業で基礎が習得できるのかもよくわからないし、基礎を習得するには15回では足りないかもしれない。結局のところ、私にはその辺がよくわからないので、あえて授業をめちゃめちゃにして、少しの基礎と少しの応用を並行して教え・学んでいけば十分ではないか、という考えで授業を進めている。たとえ基礎が身についていないとしても、応用も実践していかなければ授業がつまらなくなってしまうのではないか(ただでさえつまらない授業なのに)、とも思っている。
調理実習だったら、ニンジンを洗う、じゃがいもの皮をむく、ニンジンとじゃがいもを適度な大きなに切る、まずはここまでを完璧にできるように練習する、続いて肉を...のようなことばかりやっても何の意味もないし、面白みもない。そもそも完璧を目指す意味も理由もない。テキトーになってもいいから、ニンジンとじゃがいもと肉を炒め、ルーと一緒に煮込んでカレーらしきものを作ってみる、という最終地点まで何としてでもたどり着く必要があるのではないか。もちろん、調理器具の扱い方、計量・計測することの重要性、調理の各工程の理想像...そういった不必要と思えるようなことがらも同時に教え・学んでいくことになる。致命的な事故や回復不能な失敗を避ける必要があるからだ。
コンピューター実習授業もそんな感じでやればいいのではないか。だから、基礎から応用へ、という硬直した考え方やつまらない既成概念にとらわれすぎないのがいいのではないか。ただし、平均的な大学生は「タイピングの速度と精度」という基礎中の基礎のスキルが致命的に欠けている。何はなくともタイピングスキルの向上だ、実習授業をスムーズに進めるためにタイピング練習を継続してほしい、というように強く思っている。
コンピューター実習授業は実習授業を成り立たせるために行っているのではない。授業時間中に扱っている知識・スキルは、実習パソコンの操作のためだけに習得するのではない。実習授業は授業時間外の日常生活・大学生活と連続している。授業で扱った知識・スキルは授業時間外の日常生活・大学生活のさまざまな場面で活用できる。この逆に、日常生活・大学生活で必須となる知識・スキルの習得を目指すことも授業の目的のひとつだ。この意味で、コンピューター実習授業は少しだけ特殊なのだ。授業時間の90分をやり過ごすためだけに実習授業があるわけではないのだ。
例えば、今回扱った数々のキーボードショートカットは、実習パソコンを効率的に操作する目的のためだけに習得するのではない。キーボードショートカットはWindowsパソコン操作の基礎にある汎用的な知識・スキルだ。だから、授業で実践したことは自宅のWindowsパソコンでも同じく実践できる。授業で確認できた機能や効果がまったく同じように自宅でも確認できる。この逆に、自宅でのパソコン操作を通じて習得した新たな知識・スキルは実習パソコンの操作でも活用できる。このことをふまえて、実習授業と日常生活・大学生活を自由自在に行き来して、より広い視野で、より洞察を深めて、真に役立つ知識・スキルの習得を目指してほしい。
本日の授業の一番最初の問いかけは「大文字のAはどのようにタイピングするのか」だった。ほとんどの受講生がすでに理解しているように、「Shiftキーを押しながらAを押す」が正解だ。より詳細に(クドクドとしつこく必要以上に細かく)説明するならば、「Shiftキーを長押しした状態でAを押す」「Shiftキーをずーっと押し続けている間にAをチョンと押す」とでも説明すればよいだろう。決して「ShiftキーとAを同時に押す」のではない。「Shiftキーを押してからAを押す」のでもない。説明になれていないと、頭の中ですべてがごちゃごちゃになってしまい、区別がつかなくなる。まったく異なる操作を指し示しているのにもかかわらず、同じ説明として安易に口に出してしまう。わかっていても説明ができない、ということになってしまう。
「他人に教えられるようになれば、知識・スキルの習得ができたと言ってよい」「習得した知識・スキルを他人に教えられるレベルにする」などと言われることがある。まったくそのとおりだと思う。もちろん、私がその域に到達しているかどうかは自身がないのだが、到達するように日々精進している。教員だから当たり前だ。この授業の受講生は、教員とまったく同じことをする必要はないが、習得した知識・スキルを身近な友人知人と共有することをぜひ取り組んでほしい。このことを通じて、自分の学習・自己研鑽の結果を確認することができるようになるだろう。そして、友人知人と協調・協働した、さらなる学習・自己研鑽を目指すこともできるようになるだろう。
教職員とのコミュニケーションを電子メールで行う場合に、返信について迷うことがあるかもしれない。例えば、「学生室スタッフから届いたこのメールは単なる通知のようだが、通知メールの受信確認を返送するべきか」「授業担当教員からのメールの最後に受講生に向けた励ましの言葉が書かれているが、それに応える意味でもお礼を書いたり、あらためての決意表明をしたほうがいいのか」というようなものだ。もちろん、時と場合による。
日常生活でのF2Fの雑談だったら、永遠に雑談を続けるのではなく、どこかで何らかの方法で終わらせるはずだ。LINEでのメッセージやスタンプのやり取りだったら、永遠にやり取りを続けるのではなく、どこかで何らかの方法で終わらせるはずだ。それらは、経験を通じて学んできたはずだ。唯一無二の方法や正解があるわけではなく、まぁこんな感じでいいか、とテキトーに試行錯誤を繰り返してきたはずだ。試行錯誤の過程で、テキトー過ぎる対応について相手から怒られたりしたことや、適切だった対応について不当な誹謗中傷を受けたこともあるだろう。
電子メールでのコミュニケーションも同様だ。唯一無二の方法や正解があるわけではないから、試行錯誤を繰り返して、成功・失敗体験を繰り返して、経験から学んでいくほかない。教員・学生の間でのコミュニケーションについて言えば、目上の教員からの同調圧力やコミュニケーションの強要を感じるかもしれないが、それらの対応も100%完全無欠の方法や正解があるわけではない。だから、明確かつ具体的なアドバイスはない、というのが正直なところだ。返信をしたいと思うなら返信をすればよい、返信不要だと判断すれば返信しない、それでよいのではないか。
電子メールの署名は、特別な条件が誰からも指定されないのであれば、どのようなことをどのように記載してもよい。ただし、すべての情報を1行に記載する、すべての情報を何の区切りもなく羅列する、というのは美しくない。改行やスペースを適宜挿入することが重要となる。美的センスは人によって異なるので、美しい署名とはどうあるべきかを厳密に定義することはできない。他人の署名を参考にして、自分自身で工夫していくほかない。
Active! Mailでは、署名欄の1行目から情報を記載した署名を使うと、メール本文のすぐ下に署名が付記された状態で相手に届く。メールの受信者にとっては、本文と署名の切れ目がわかりにくくなる。第一印象として、受信メールが全体として美しくない、ということになる。これを防ぐために、署名の先頭行は空行にするのがよいと思う。必要に応じて、メール本文と署名を区切るための記号を記載するのもよいだろう。個人的には、署名の先頭行は空行とし、2行目には半角ハイフン5つを記載して、3行目以降に個人情報を記載している。この結果、受信メールがどのように表示されるようになるのか、私からのメールを各自で確認してほしい。本文と署名が確実に区別され、メールが全体としてそれなりに美しく表示されているはずだ。
授業時間中の「寿司打」での練習の様子を観察すると、令和8年度の平均的な大学1年生はタイピング速度が遅い。受講生に練習の成果を尋ねたところ、「お手軽コース」でも大半の受講生は赤字だった。以下、受講生のメッセージとして、一昨年度の授業ページから丸ごとコピペする。
令和6年の平均的な大学生はパソコン操作に馴染んでいない。だから、タイピング速度が遅い。タイピング速度が遅いと、与えられたタスクを早く終えることができなくなる。タスクを終えるには長時間のタイピングが必要になる。最悪のタイパ・コスパだ。このような馬鹿げた状況を打破するためには、まずはタイピング速度を上げるしかない。タイピング速度が上がりさえすれば、タスクを早く終えられる可能性が高まる。タイピングの正確性は二の次だ。もし間違えても素早くタイピングし直しして修正すればよいのだから。
このことを肝に銘じてタイピング練習をしてほしい。もちろん、教員の指示に従う必要はないし、助言を盲目的に受け入れる必要もない。
一方で、「高級コース」で黒字になる受講生が3名いた。平均的な大学1年生と比較して、なかなか優秀だと思う。この3名は、他の受講生と比較して、パソコンの操作や授業で扱う内容の全般についての不安感が低い、という事実も興味深い。この3名には、タイピングスキルの向上を含めた授業の到達目標の達成に向けて、他の受講生に有益なアドバイスができるようになってほしいと強く願っている。
授業時間中のテンキーでのタイピング練習を行っている最中に、不正ウェブ広告が大きく表示され、タイピング練習を続けられなくなった受講生がいた。表示されたのは、いわゆる「偽セキュリティ警告」「サポート詐欺」などと呼ばれる不正広告だった。授業全体として、とても貴重な経験だった。
不正広告は、セキュリティー対策を行っていても表示されることがある。この授業で使用する実習用パソコンには、Trend Micro Apex Oneエンドポイントセキュリティというセキュリティー対策ソフトがインストールされている。また、OSの脆弱性対策として、WindowsUpdateも適切に実行されている。全体として、実習用パソコンには基本的なセキュリティー対策が十分になされている。だが、実習中に不正広告が表示された。不正広告の表示を100%防ぐことはできないのだ。
偽セキュリティ警告・サポート詐欺に限らず、不正広告が表示されたら、慌てずに適切に対応する必要がある。不正広告はいつ表示されるかわからないから、日常生活のすき間時間で適切なイメージトレーニングをしておく必要がある。例えば以下のような、情報セキュリティー対策や犯罪被害防止に関わる公的機関が発信している情報を参照するとよいだろう。