2024年度コンピュータ・リテラシー(cl5-2024、前期金曜5限)のページ

全15回授業終了までの課題

1. 授業の感想メール

2. タイピング練習

第4回 5月10日

World Wide Web 効率的な情報検索、情報・データの引用・参照

情報検索・収集の適切なスタート地点に立つ

静岡県では知事選挙の真っただ中だ。知事選挙についての公式情報を知りたいと思ったら、検索サイトで「静岡県 知事選挙」とキーワード検索するのではなく、まず静岡県の公式ウェブサイトにアクセスする。静岡県知事を選ぶ選挙だから、静岡県庁が公式情報を発信しているからだ(それが強く期待されるからだ)。リンクをたどっていくと、「静岡県知事選挙の特設ウェブサイト」にたどり着く(親切なことに、トップページの目立つ場所にリンクが掲載されている)。ウェブブラウザーのアドレス欄を確認すると、ウェブサイトが静岡県のドメイン(pref.shizuoka.jp)の配下に置かれていることがわかる。ここから、たどり着いたサイトが静岡県によって公開されている、ということが明確になる(アドレスが詐称される可能性はきわめて低いと考えるのがよい)。静岡県庁が非公式情報を公開していることはありえないから、「静岡県知事選挙ウェブサイト」に掲載されている情報は100%信用してOKだ(偽情報を掲載するメリットは静岡県庁にはないと考えるのがよい)。

同様に、例えば、静岡県の人口を調べたいならば、静岡県の公式ウェブサイトからリンクをたどって調べていく。静岡県の人口は静岡県が把握しているから、公式ウェブサイトからたどっていけば、まず間違いなく情報源にたどり着くのだ。試行錯誤を少し繰り返すと、「統計データしずおか」という便利なサイトが静岡県よって公開されていることがわかる。ここからいろいろたどっていくと、静岡県内の高校に在籍する生徒数、静岡県内の公立図書館の蔵書数、静岡県内にある温泉の数、静岡県内の水稲被害の実態...というような情報も入手できることがわかる。

4月の課題

以下の2つのテーマからひとつを選び、1000字前後でWordファイルにまとめること。

  1. 趣味、関心のあること、こだわっていること(言い換えるならば自己紹介)
  2. ゴールデンウィークのできごと

作成・提出要領

第3回 4月26日

効率のよいパソコン操作 タッチタイピング、ショートカットキー

キーボード操作とマウス操作を組み合わせる

授業時間中に説明したとおり、ウィンドウの切り替えには「Alt+Tab」「Alt+Shift+Tab」を使う。順送り・逆送りが自由自在だから、目的のウィンドウを確実に開くことができる。だが、通常のマウス操作で目的のウィンドウを一発で確実に開くことができるから、あえてショートカットを使う必要はないのかもしれない。だが、そう考えるのではない。Alt+Shiftで全ウィンドウを一覧表示させ、その中から目的のウィンドウをマウスで選択するのだ。通常のマウス操作と効率はほぼ同じだ。タスクバーに表示される小さいアイコンをクリックするよりも、画面中央に大きく表示されるウィンドウのサムネールをクリックする方が簡単だから、Alt+Shiftとマウス操作の組み合わせの方が快適だ。特に、画面の表示領域が広い(画面の解像度が高い)パソコンのユーザーはこのことを強く実感できるはずだ。

スタートメニューもまったく同様だ。例えば、WindowsUpdateを実行するために「設定」を開こうとする。タスクバー上のスタートボタンをクリックし、表示されたメニューで「設定」をクリックすればよい。スタートボタンを右クリックし、表示されたメニューで「設定」をクリックしてもよいだろう。だが、Windowsキーを押して、表示されたメニューで「設定」をクリックする方が快適だ。キーボード操作とマウス操作を組み合わせると、マウス操作が減るから、その分だけ疲労が確実に減る。まったく同じことを実行できるのだから、より快適な操作を行うべきだ。

第2回 4月19日

電子メール Active! Mailの操作、メール利用のルールとマナー、教職員とのコミュニケーション

タイピング間違い、誤字脱字、変換ミスに注意を払うこと

すでに修正済みだが、第3回授業の開講日を「5月26日」と記載していたことに授業直前に気づいた。もちろんだが、正しくは「4月26日」だ。まったく馬鹿げた間違いだ。教員としてあってはならないことだ。末代までの恥だ。人を教え諭すことはもうできない。そもそもそういう素養がなかったのだ。本学の名誉を守るためにも、また、学生にこれ以上の迷惑をかけないためにも、一刻も早く辞職願を提出しなければならない...

第3回授業開講日を間違って記載していた

...と考えるのではなく、人は間違いをするものだ、間違いに早く気づいてよかった、修正できる間違いで本当に助かった、と考えるようにする。もちろん、間違えるよりも間違えないほうのがよいのだが、そうもいかないことの方が多い。一方で、こういう馬鹿げた間違いは防ぐことができそうだ、文章を見直す余裕を持つべきだ、自分では間違いに気がつかないことがあるから誰かに協力してもらうべきだ...ということも考えておきたい。受講生には、アホな大学教員を反面教師としよう、レポートを書く時には文章を見直す余裕を持とう、自分では間違いに気がつかないことがあるから同じ授業を履修している友達に見直してもらおう...ということを考えてほしい。

第1回 4月12日

本学のローカル・ルールの確認、各種サインイン・ログインの復習

自己紹介3名の抽選 無作為抽出、ランダムサンプリング

タイピング練習について

令和6年の平均的な大学生はパソコン操作に馴染んでいない。だから、タイピング速度が遅い。タイピング速度が遅いと、与えられたタスクを早く終えることができなくなる。タスクを終えるには長時間のタイピングが必要になる。最悪のタイパ・コスパだ。このような馬鹿げた状況を打破するためには、まずはタイピング速度を上げるしかない。タイピング速度が上がりさえすれば、タスクを早く終えられる可能性が高まる。タイピングの正確性は二の次だ。もし間違えても素早くタイピングし直しして修正すればよいのだから。

このことを肝に銘じてタイピング練習をしてほしい。もちろん、教員の指示に従う必要はないし、助言を盲目的に受け入れる必要もない。